引用元:Filmarks
[#映画紹介]
— 平野剣都 (@tanpankenchan) February 24, 2022
「#子宮に沈める」
すべてが嫌になった母親と家に置き去りされた2人の子どもたちを描いた実話を元にした映画です。
結論から言うとトラウマ映画なのですが、
いろいろ考えさせられる深い映画でした。
見るのに少し勇気がいります。
予告だけで悲しさや狂気を感じたのですごかったです。 pic.twitter.com/WH8SRn6W8u
こんにちは!
トラウマ映画でも気になりすぎて
我慢できずに見るひらのけんとです。
よろしくお願いいたします!
「子宮に沈めるを見たことがない!」
「どういう映画なのかネタバレなしで
知りたい!」
「実話を元にした映画が好き!」
というあなたへ、
2010年7月30日に発生した
大阪2児餓死事件を元にした映画
「子宮に沈める」をネタバレなしで
ご紹介します。
※青いリンクをクリックすると事件の
ウィキペディアページに飛びます。
- 作品情報
- 簡単なあらすじ紹介
- 登場人物とキャストをご紹介
- ネタバレなし感想
という順番になっております。
それではいきましょう!
予告です↓
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作品情報
[作品名] 子宮に沈める
[制作年] 2013年
[上映時間] 96分
[監督] 緒方貴臣さん
[脚本] 緒方貴臣さん
[スタッフ]
堀之内崇さん(撮影)、澤井祐美さん(編集)
[媒体] 映画館、動画配信サービス、DVD
・インスタグラムでも発信しています↓
簡単なあらすじ紹介
家族4人で暮らしている由希子(ゆきこ)は
2人の子どもたちと遊んだり、
世話をしていて幸せに暮らしていました。
ある日、夫が家に帰ってきますが
「荷物を取りに来ただけ」
と言い残してどこかへ行ってしまいます。
別のアパートで2人の子どもたちを
育てることになった由希子は医療の資格を
取ろうと、子どもたちの世話を
終えた時間を使って勉強していました。
高校の友人がやってきて、
「夜の仕事する?」
と誘われた由希子は仕事を始めますが、
帰った来るのが深夜だったり、
子どもの世話が大変になったりして
次第に病んでいきました。
すべてが嫌になった由希子は
大盛りのチャーハンを作り、子どもたち2人を家に残して、二度と帰らないつもりで
どこかへ行ってしまいます。
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登場人物とキャストを
ご紹介
・由希子(ゆきこ) [伊澤恵美子さん]
夫が出ていったため、1人で2人の
子どもを育てることになる。
仕事の影響でタバコを吸い始める。
・幸(さち) [土屋希乃さん]
お絵かき好きな3歳の子ども。
母親が出ていったため、自分でミルクを
作って弟にあげたり、生きるために
マヨネーズや粘土を食べる。
・蒼空(そら) [土屋瑛輝さん]
幸の弟で赤ちゃん。
・由希子の夫 [辰巳蒼生さん]
普段からあまり帰ってこない夫。
どこかへ消える。
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ネタバレなし感想
「子宮に沈める」を見ようと理由は
Twitterでバズっていたトラウマ映画
ランキング8位になっていて
気になったからです。
予告だけでも悲しさ・狂気・ヤバそう
といった感じの要素を感じました。
かなりエグい内容なので「子宮に沈める」を見るには覚悟が必要です。
実話を元にしたトラウマ映画
「子宮に沈める」で怖いと思ったのは
2010年7月30日に発生した
大阪2児餓死事件を元にした映画だ
という事です。
違う所はありますが映画で大体の内容が
一緒なので、
「こういう事件が本当に
あったのか・・・」
とビビりました。
家の中だけを最後までカメラで
写しているので、すごくリアリティを
感じるので鳥肌が立ちます。
さらにBGMがないのでずっと登場人物の
会話や効果音などで
「今はそういう事が起こっているんだな」
と自分なりに解釈して見れます。
最初はすごく幸せな感じで、
「これからどうやってトラウマ映画に
なるんだ?」
と思って見ていると、最終的に
トラウマ映画になりました。
家に置き去りにされる
子どもたち
「子宮に沈める」で印象に残ったのは
家に置き去りされる2人の子どもです。
理由は見ていて本当に悲しくなったから
です。
大体のあらすじは知っていて、
「どのタイミングで始まるんだ?」
と気にしていて、いざ始まると見る人に
よっては目を背けたくなるシーンが
あったりします。
母親に置き去りにされた子どもたちだけで
生活するシーンは見ていて
キツかったです。
理由は辛すぎて泣きそうになったからです。
実際に「子宮に沈める」では食料が
なくなって粘土やマヨネーズで
お腹を満たすシーンがあるのですが、
本当に辛すぎてトラウマになりました。
エグいと思ったのはとびらにテープで
貼って子どもたちが出られないように
したり、大量のチャーハンだけを残した
母親です。
理由は見ていて少し腹がたったからです。
子どもが生まれたらお金がかかったり、
育児をしたりするというのは想像できると
思いますが、
それで覚悟を決めて2人の子どもを
生んだにも関わらず家に放置する
というのは、
「何で生んだんだ?」
と思いました。
自分も生まれたくて生まれたわけ
ではないのですが、今まで育ててもらった
親やじいちゃん、ばあちゃんに
感謝しています。
確かにすべてが嫌になったり、
何かに逃げたくなるという気持ちは
すごく分かります。
実際に映画を見ても、
「本当に辛いんだな」
という事が伝わってきます。
ウィキペディアや事件の記事を
読んでみると母親もあまりいい環境に
恵まれていなかったりするので、
いろんな経験が積み重なった結果・・・
という感じもするのですが、
やはり母親がしたことはエグいです。
親のすごさが分かる
社会人になってから親のすごさが
分かりましたが、「子宮に沈める」を
見てより具体的な親のすごさのイメージが
できました。
仕事の他に育児があるので
自分の好きな事に使える時間がないことを
考えると、
「自分は絶対、親に向いてないな」
と確信しました。
週3のバイトで死にそうな感じなので
社会不適合者のボクには無理だと
感じました。
「子宮に沈める」を見ながら、
「自分も家に放置される可能性が
あったのでは?」
と考えてしまいました。
なぜかというと実話を元にした映画
なので誰にでも起こりうる可能性がある
内容だからです。
なので、すべてが嫌になった時も
多分あると思います。
しかし、健康で食べるものに
困らず欲しい物も手に入るという状態が
いかにすごい環境だという事に
今さら気づきました。
最近
「なんでこんなにうまくいかないんだ?」
と絶望していましたが、人生のことを
考える余裕があるという時点で
すごく幸せなのだと思いました。
今まで育ててくれた親にはデカイ家を
プレゼントして恩返ししたいと
思っているので、それを目標に
いろいろなことに感謝しながら
生きていきたいです。
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まとめ
2010年7月30日に発生した
大阪2児餓死事件を元にした映画
「子宮に沈める」をネタバレなしで
ご紹介しました。
ご覧いただきましてありがとう
ございました!
追伸
「子宮に沈める」はあまり人に
おすすめできる映画ではありませんが、
多くの人に事件の事を知ってほしいです。
ちなみに「火垂るの墓」レベルの
トラウマ映画だったので、記憶喪失に
ならないかぎりもう一度見ることは
ないでしょう。