引用元:ナイル殺人事件 – 20世紀スタジオ
(この記事は2023年1月1日に
更新されました)
[#映画紹介]
— 平野剣都 (@tanpankenchan) February 26, 2022
「#ナイル殺人事件」
豪華客船で殺人が起きて、世界一の名探偵が犯人を見つけようとする映画です。
「#ナイルに死す」で描かれてた表現が映像で見れたので、より深く理解できました。
事件に巻き込まれるのは嫌ですが自分も豪華客船に乗りたくなりました。
探偵の観察眼がすごいです。 pic.twitter.com/830ayth47J
こんにちは!
「ナイル殺人事件」を見て豪華客船で
川を旅したくなったひらのけんとです。
よろしくお願いいたします!
「アガサクリスティー先生の
ナイルに死すを読んだ!」
「ネタバレなしで、どんな話しなのか
知りたい!」
「ミステリー映画が好き!」
というあなたへ、
新婚の夫婦が豪華客船でパーティーを
したら殺人事件に巻き込まれる
ミステリー映画「ナイル殺人事件」を
ネタバレなしでご紹介します。
- 作品情報
- 簡単なあらすじ紹介
- 登場人物・キャスト・
吹き替え声優をご紹介 - ネタバレなし感想
という順番になっております。
それではいきましょう!
予告です↓
作品情報
[作品名]
ナイル殺人事件 (Death on the Nile)
[制作年] 2021年
[上映時間] 127分
[監督] ケネスブラナー
[脚本] マイケルグリーン
[スタッフ]
ケネスブラナー(制作)、
ハリスザンバーラウコス(撮影)、
ウナニドンガイル(編集)、
パトリックドイル(音楽)
[原作]
アガサクリスティー先生の
「ナイルに死す」
[媒体] 映画館
・インスタグラムでも発信しています↓
簡単なあらすじ紹介
新婚のサイモンとリネットは出会って
すぐに結婚を決めて幸せでした。
2人は、
「友人や探偵を豪華客船に呼んで
パーティーをしよう!」
と考え、カルナック号を貸し切りにします。
パーティーには素晴らしい歌声を持つ
歌手やリネットのいとこも乗船します。
しかし、招かれざる客としてサイモンの
元恋人ジャクリーンが銃を持って
ストーカーしてきます。
サイモンとリネットは世界一の
名探偵ポアロに、
「どうすればいいのか?」
と相談します。
しかし、1人の死体が見つかり
悪夢の新婚旅行と化してしまうのでした。
ポアロは乗客全員を容疑者にして
犯人を探し始めます。
果たして、犯人は誰なのか?
登場人物・キャスト・
吹き替え声優をご紹介
※[]の中は日本語吹き替え声優です。
・エルキュールポアロ (ケネスブラナー)
[広瀬彰勇さん]
数々の事件を解決してきた世界一の
名探偵。
元軍人。
灰色の脳細胞を使って犯人を探す。
・リネット (ガルガドット)
[甲斐田裕子さん]
お金持ちの親を持つお嬢様。
ストーカーしてくるジャクリーンに
イライラしている。
・サイモン (アーミーハマー)
[津田健次郎さん]
ジャクリーンの元恋人だったが、
リネットと出会ってすぐに結婚する。
妻と同じくジャクリーンに
イライラしている。
・ジャクリーン (エママッキー)
[森千晃さん]
リネットとは親友だったが、彼女が
サイモンの妻となったことでストーカーを
始める。
銃を持ち歩き、2人の前に現れ
「あら、久しぶりね」と偶然をよそおう。
・ブーク (トムベイトマン)
[中村悠一さん]
オリエント急行で働いていたがクビに
なってニートになる。
ピラミッドでたこあげをしている時に
ポアロと再会する。
・ユーフェミア (アネットベニング)
[榊原良子さん]
ブークの母親で、息子の恋愛相手を心配
している。
絵を書くのが得意。
・サロメ (ソフィーオコネドー)
[桜井ひとみさん]
力強い歌声を持つ歌手。
・ロザリー (レティーシャライト)
[早見沙織さん]
サロメの姪(めい)で、彼女のマネージャーも
している。
リネットの同級生。
・スカイラー (ジェニファーソーンダース)
[小宮和枝さん]
リネットの名付け親。
・バワーズ (ドーンフレンチ)
[一龍斎春水さん]
スカイラーの看護師。
・アンドリュー (アリファザル)
[内田岳志さん]
リネットのいとこで、彼女のお金を
管理している。
・ルイーズ (ローズレスリー)
[潘めぐみさん]
お金好きなリネットのメイド。
・ウィンドルシャム (ラッセルブランド)
[川島得愛さん]
リネットにプロポーズして振られた医者。
・YouTubeでもネタバレなしで
ご紹介しています↓
ネタバレなし感想
映画「ナイル殺人事件」を見ようと
思った理由は2017年の
「オリエント急行殺人事件」の続編で、
アガサクリスティー先生の原作
「ナイルに死す」を読んでいて
すごく見たかったからです。
おまけにコロナウイルスの影響で
延期しまくっていたので余計に見たい度が
爆上がりしていました。
素晴らしい映画でした。
「ナイル殺人事件」の感想を一言で言うと
“素晴らしいミステリー映画“です。
何が素晴らしいのかというと原作を
忠実(ちゅうじつ)に再現したナイル川や
ピラミッド、神殿などの観光名所です。
ピラミッドに関しては歴史の教科書の
写真でしか見たことがなく、
神殿やナイル川に関しては
まったく見たことがなかったので、
小説を読みながら
「大きくて、洞窟みたいで・・・」
という感じで自分で想像するしか
ありませんでしたが「ナイル殺人事件」を
見てハッキリとイメージができたので
うれしかったです。
次に「ナイルに死す」を読む時は
映画の映像を思い浮かべる楽しみが
増えました。
豪華客船も素晴らしかったです。
なぜかというと修学旅行で船に
乗ったことはありますが「ナイル殺人事件」に出てくる船ほど豪華ではなかったので
余計に印象に残ったからです。
「ナイル殺人事件」の船を見て
一番最初に思うことは、
「デカイなぁー」
でした。
ワンピースに出てきそうなほど豪華でした。
船でナイル川をめぐりたくなりました。
ナイル川のシーンでワニが鳥を
食べるシーンが印象に残りました。
なぜかというとナイル川にワニが
生息しているとは思わなかったからです。
「あ、鳥がいるなぁ」
と自然を楽しんでいると、いきなりワニが
出てきて「バクン♪」という効果音を
出しながら食べるというある意味
衝撃的なシーンでした。
船にワニが乗り込んできて、殺人をする
という展開を妄想しました。
ポアロ「犯人は人間ではありません。
ワニです!」
犯人は誰なのか?
「ナイル殺人事件」の見どころは
犯人探しです。
「誰が、何のために?」
と探偵ポアロと一緒に考えながら
楽しめます。
小説で犯人を予想しましたが
外してしまったので、
ポアロ「ムッシュ、ヒラノ、
なんたる失態ですか!」
とキレられそうです。
犯人を発表するシーンは小説で
知っていても鳥肌が立ちました。
なぜかというと、ポアロが
「犯人はこの中にいる、
絶対に逃しはしない」
とすごくカッコいい事を言いながら、
すべての真相を明らかにするからです。
ポアロのような観察眼が欲しいです。
「ナイル殺人事件」を見ていて、
「もしも、ポアロが犠牲者だったら・・・」
と考えると犯人が明かされることなく
終わったと思います。
愛のパワー
「ナイル殺人事件」はミステリー映画
なのですが、見終わると
ミステリー恋愛映画になりました。
理由は、映画にかなりの”愛“が
からみあっているからです。
恋人を取られた人、振られた人、
普通の恋愛をする人など
かなりの恋愛要素がある映画です。
映画を見終わると、
「こりゃ、恋愛しない方が楽やな。
ポアロの生き方を目指します」
と個人的に思いました。
「ナイル殺人事件」の恋愛要素を見ると、
「やっぱ恋愛って面倒くさいなぁ」
と思いました。
ただ、愛といっても恋愛だけでなく
ネコが好きだったり、読書が好きなのも
愛だと個人的に思っているので
愛のパワーは誰でも持っていると感じます。
小説と比べてみた結果
「ナイル殺人事件」で気になったのは
「約548ページの小説をどうやって
127分で描くのか?」
という点です。
どこを削るのかがポイントでしたが、
小説を読んでいる方なら
「ああ、アレは削るのね」
と気づきます。
ガッツリ削っている所もあるのですが、
まぁ127分ですべてを描ききるのは
不可能なのでしょうがないです。
時間の都合だと思いますが登場人物の数や
設定も変えられていました。
個人的には小説と違う所があって
面白いと感じました。
具体例を1つ挙げるとブークという
ポアロの友人がいますが彼は
「ナイルに死す」に登場しておらず、
映画オリジナルの要素になっています。
「原作の内容、改変しすぎー!」
「小説のアノ所を描いてほしかった」
といった感じの感想も出てくると思います。
個人的には映画オリジナルの要素があって
面白いと思いつつ、リネットの
もう一人の親友ジョアナサウスウッドを
実写で見たかったです。
小説を読んでいない方でも
おすすめしたい映画です。
なぜならミステリーの女王
アガサクリスティー先生の世界観と
小説にハマってほしいからです。
- 「ナイル殺人事件」を見る
- 映画にハマったら「ナイルに死す」
を読む
という流れもあります。
それか
- 小説を読む
- 映画を見る
というパターンもあります。
まとめ
新婚の夫婦が豪華客船でパーティーを
したら殺人事件に巻き込まれる
ミステリー映画「ナイル殺人事件」を
ネタバレなしでご紹介しました。
ご覧いただきましてありがとう
ございました!
追伸
2022年に上映された映画が
気になるあなたはこちらの記事:
[ランキング] 2022年に上映された
おすすめ映画10選をご紹介を
ご覧くださいませ!